『華やかさをコントロールする』
男と女がはじめて出会う。
会った瞬間に、電撃的で宿命的な
激しい紅蓮華のような愛欲の嵐に
巻き込まれることもあれば
『今日はほんとに楽しかったです。
素敵な方を紹介してくれた結子に
お礼言わなくちゃ。また、
絶対誘ってくださいね!じゃ、
失礼します。
うーつまんなくてゲロ吐きそう。
二度と誘っていらないよん。
家帰って髪洗ってぷよぴよやって寝よっと』
というふうになることもある。
どちらかというと、家帰って寝る
ハメになる場合が多いとは思うが、
やはり出会いなくして人生のドラマは
成り立たない。
どんな出会いであっても、細心の注意を
払って可能性を探りたいものである。
では、素晴らしいめぐりあいを経験したい場合
どうすればいいのか。
確率論的には、答えは簡単。
なるべくたくさんの人と会うようにすればいい
大量に宝くじ買った人と一枚しか買わない人では、
当然前者にアタリがくる確率が高いことは、
誰にでもわかる理屈だ。
しかし、そうゆう論理では割り切れないことが
しばしば起こるのも、めぐり合わせの不思議
というやつである。
生まれてから18年間、男と名のつくものは
父親と運転手のじいやしか知らない、なんていう
超深窓のご令嬢が、はじめて出会ったのは、
練達の女たらし。
腕によりをかけて男は彼女を誘惑するのだが、
身勝手な恋愛がやがて純愛になり、という
十八世紀の小説みたいな成り行きだって
ないとは言えない。
男は思い込みの動物である。
この女たらしは、きっとたぐいまれに、
豊かな想像力を駆使して、お嬢様の性格やら
何やらを深読みして陶酔したんだと思う。
きっと。
したがって、男のこの性質を女性が利用しない手はない。
そして、その思い込みをうまく呼び込めるかどうかの成否は、
ファースト・コンタクトでの女性の作戦。
いいかえれば作法にあるのだ。
ここで失敗すると、修正するにはとてつもない努力が
いるので、心して取り組みたい。
こうして”作戦”などと書くと、男を誑し込むための
テクニックと取り違えてしまう人がいるかもしれないが、
断じて違う。
そうゆう誤解をしてしまうと、かえって男性の女性に
対する固定観念に媚びたふるまいをしてしまいがちに
なって危険である。
つまり、旧いタイプの恋愛論に登場する、男に気に入れられる
可愛い女、というしろものになりかねない。
あくまで、自分にとって自然な無理のない精神を維持しながら、
同時に尊ばれ、憧れられるようにしなければならない。
この両者のバランスこそ作法なのだ。
さらに、誤解を避けるために付け加えるなら、自分にとって
の自然な状態というのは、なんでもしたい放題のワガママを
することではない。
それは自然ではなく無秩序だ。
そうゆうふうな態度で異性に接して、それでも自分は好かれる
自信があるという人は、自由にしていただいて構わないが。。。
さて、総論はこれくらいにして、もう少し具体的な部分に
踏み込もう。
まず、様々な出会いを大きく分けると、二つになる。
あらかじめ予定された出会いと、偶然の出会い。
あらかじめ予定された、というのはなんだかむずかしく響く
言い回しだが、要するに、お見合いとか合コンとか、あるいは
『』素敵な人を紹介するわ『』などと誘われて食事に行くとか
最初から異性との出会いを求めてどこかへ出ていくケースを指す。
そして、それ以外の場合は、基本的には、すべて偶然の出会いに
分類されるのである。
作法の本質は、この両者のどちらであっても変わらない。
しかし、予定された出会いならば、当然心の準備ができる。
ゆとりをもって作法の基本を押さえられるだろう。
反面、自分をよく見せようと考えるあまり、媚びに走る危険がある。
偶然の出会いの方は、ありとあらゆる瞬間に転がっている。
職場や取引先、出張の旅先、同性同士の遊びの最中。
などなど多種多様だ。
したがって、異性の目を意識してるとは限らないので
あまりにも本性あらわにしすぎてしまう恐れがある。
これらの危険は、無理のない確固とした自己イメージを設定
することと、それを常時点検する客観的視線をもつことで
防げる。
自己イメージの設定とは、自分にとって一番息がしやすく
かつ、格好よくみえるだろうと納得できる生活スタイル
行動パターンから話し方、ファッション、思考に至るまでを
きちんと把握しておくという意味である。
楽だからと言って特定の芸能人やタレントの猿まねをしてはいけない。
多少のまねは構わないが、最終的には取捨選択して、自分に合わない
部分は捨てなければいけない。
自分がこうでありたい、と思う理想像を、オーダーメイドで
つくりあげるのである。
そして、客観的視点によって、それを管理する。
この客観的な目は、人の目、世間の目とは違う。
あくまで、自己イメージと現実の自分とのズレを修正するための視点だ。
これを行うのは、大変難しい。
難しいのだが、クリアすればあとが非常に楽になる。
作法は、このイメージを基礎に展開されるものだからである。
こうして、成立した自己像をコントロールして女性にとって大事な
華やかさを演出する。
ファースト・コンタクトにおいて、まず問題になるのが、外見。
自分なりの作法をもっている人は、自分にあった華やかさを見せられる。(神秘 秘薬 微香 魅惑)
それが、客観的に間違っていなければほぼほぼ男はこっそりつばを飲み込むはずである。
”素敵な女性”
男はすでに自分の中の妄想に心を奪われています。
もし、その相手があなたにとって満足のいく相手なら
一枚ずつカードを切っていき相手の本性を確かめていきましょう。
これであなたの作戦は完了です。
後は男のキメ台詞を待つのみ。。。
その返答はあなたはすでに用意していますね。
Yes or No
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