絶世の美女クレオパトラも愛した「バラの女王」ダマスクローズ

クレオパトラの美貌元

エジプトのクレオパトラ7世フィロパトル(紀元前69年〜紀元前30年)は、古代エジプトプトレマイオス朝の最後の女王。

絶世の美女で、聡明で、バラをこよなく愛したといわれるクレオパトラ。

クレオパトラはバラの切り花で宴会を豪華に飾り、ダイニングの床には花びらが一面に敷きつめられたといいます。

バラ風呂を楽しんだり、香りの強いバラ(オールドローズ ダマスケナ)からとったローズオイルを肌に塗ったりと、日常的にもバラの香りに囲まれていたようです。

一説には、美貌は普通だったが頭の良さとバラの香りを巧みに使い、
自身の美貌・健康と人心を自由に操ったのだと。

そして、数々の伝説がクレオパトラを絶世の美女と言わしめたのだとも言われています。

もし、よろしければあなたもクレオパトラの気分を味わってみませんか。

ダマスクローズの利用法

古代から愛されたダマスクローズは、さまざまに利用されています。
香水や化粧品だけでなく、ダマスクローズは食べることもできます。

香水

ローズといえば香水の香りとしては王道です。
たとえば世界中でもっとも有名な香水のひとつ、シャネル・ナンバー5にも、バラの香りが重要な要素として配合されています。

香料用として生産されているバラは種類が限られていて、ダマスクローズはそのひとつです。

ダマスクローズを中心に使ったオードトワレ、オードパルファムは、
バラの香りのなかでも甘ったるい濃厚な香りというよりは天然の生花をイメージさせるような自然な香りのものが多いので、幅広い年代にファンがいます。

飲む香水