大麻成分CBG(カンナビゲロ―ル)とはどんなものですか?

CBDのご先祖様?

 

CBG がCBD より10倍売り上げている。

ある日、こんな記事を目にしました。

あまりに驚き、何度か見直すほどでした。

10倍?

一体どうゆうことでしょう?

ポイント:CBG はCB2受容体に直接働きかける

CBDはCB1受容体及びCB2受容体については、直接結合はせず、働きかけをするだけです。

CBGが最も注目されるひとつに、CB2受容体に直接結合するとされているためです。

これはTHCの働きに近く、勿論精神作用は生みません。

直接働きかける上で、鎮痛作用に加え抗炎症作用が多数確認されています。

あなたの悩みにCBDよりも的確に働いてくれる可能性があります。

 

CBGってなによ?

CBGはカンナビノイドの母体となるものです。

CBGは、CBDとTHCが作られる元であるCBGa(カンナビゲロール酸)としてスタートします。

CBGへの変換は、脱炭酸と呼ばれるプロセスを通じて、ヘンプ植物の発達の初期段階で起こります。

CBGaは、CBDやTHCなどの主要なカンナビノイドの元になる物質です。CBGaは、収穫された植物内では含有量が低いため、微量カンナビノイドと考えられています。成熟段階では1%未満しか存在しません。

成長サイクルの初期段階では、ヘンプ植物は酸性カンナビノイドを豊富に含んでいます。CBGa(カンナビゲロール酸)は、他のカンナビノイドが作られる元となる化合物です。

CBGは、ヘンプ植物に少量しか含まれない微量カンナビノイドです。すべてのカンナビノイドと同様に、CBGも酸性分子としてスタートします。CBGの酸性の化学前駆体であるCBGaは、CBDやTHCなどの主要なカンナビノイドを生成する基礎でもあります。

脱炭酸(恒温条件)と呼ばれるプロセスを通じて、CBGaは、CBDa、THCa、CBG、およびCBCaなどの他のカンナビノイドに変換されます。この変換は、植物の発育の初期段階で起こり、植物が成熟するにつれてそのレベルは低下します。植物が収穫できる状態になった時に、植物中に存在するCBGは1%未満なので、微量カンナビノイドとして分類されます。

 

CBDとCBGは何が違うのでしょうか?

CBDとCBGはどちらも向精神性がないと考えられています。

CBDとCBGの違いは、それらがカンナビノイド受容体とどのように相互作用するかにあり、それにより体内で異なる有用性を引き起こします。エンドカンナビノイドシステムを刺激するCBDの能力は、細胞に付着しないことです。CB2受容体に対するその低い結合親和性により、ただ単にCB2受容体を刺激しより多くの内因性カンナビノイドを生成させるだけです。

CBDとは異なり、CBGは、CB1受容体に結合するTHCの精神作用を阻害する作用により、脳内のCB1およびCB2受容体と密接にします。その効果は、THCの中毒性の高い作用と戦うのを助けると考えられています。

CBGについてあまり聞いたことがないのはなぜでしょう?

CBGがこれまでCBDほど注目されていなかったのはなぜなのか疑問に思うかもしれません。

CBG製造の主な欠点の1つは、コストと抽出の難しさです。

CBGは、生産するのに最も高価なカンナビノイドの1つです。

CBGは若いヘンプ植物に多く存在し、成熟して収穫することの作物にはごく少量しか含まれていません。植物が成熟すると、CBGレベルは大幅に減少し、1%未満になります。つまり、少量でも抽出するためには、大量の植物材料が必要になるのです。

さらに、植物の抽出から最大限にCBGを得るためには、従来のカンナビノイド抽出のためのクロマトグラフィー法をカスタマイズする必要があります。

CBDより効果が高いCBGは商品も非常に少ないです。

CBG